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2026年3月16日:漢方・健康
ガン(悪性腫瘍)の再発の仕組みと漢方薬

● ガン(悪性腫瘍)の再発の仕組みと漢方薬

漢方薬の健康病気相談を日常していると、がん患者さまのご相談もたくさんございます。

その中で、「がんは、手術で全て摘出できたと言われたのに、4年後に、再発してしまった。」とか、「抗がん剤の化学療法で、がんが、全て消えたのに、3年後に再発した。」とか、「5年前に手術した後、放射線治療も受けて、がんが消えたのに、再発した。」とか、なぜ、再発したのかと、ご相談されることが、多くございます。

ここでは、がんの再発が、なぜ、起きるのかを考えてみたいと思います。

基本としましては、人間である限り、がん細胞は、毎日出来ます。

そして、がん細胞は、体内のどこかに転移します。

ですから、がんにならない人は、残念ながら、いません。

がんにならない人は、がんになる前に、たまたま他の理由で、寿命が来てしまっただけなのです。

健康診断などで、がんが見つかるのは、1~2センチ以上の大きさになった腫瘍が、ほとんどです。

はじめの、がんが、一ミリの大きさになるのに、1~4年かかります。さらに、2センチの腫瘍に、成長するには、14~21年もかかります。

がん細胞が、一ミリ以上の大きさになると、超最新の装置(PET)で、発見出来ます。

一ミリ以下の、がん細胞が、どこかに転移していても、発見出来ないので、無いもの、消えているとされているだけなのです。

転移したがん細胞が、一ミリ以上に、育つには、1年~5年くらいかかります。

再発がんは、1~5年前に、転移していたがん細胞が、大きくなったので、健康診断や人間ドックなどで発見されたことによるものが、ほとんどです。

但し、一部は、新規に、発生したものが、ございます。

では、なぜ、転移していたがん細胞が、長い時間をかけて、成長して、腫瘍を形成してしまうのかを考えてみたいと思います。

がん細胞が、腫瘍を形作り、大きくなるためには、がん細胞に、酸素や栄養を運ぶために、新しい血管「新生血管」が必要になります。

新しい血管を腫瘍の中に引き込めなければ、腫瘍中のがん細胞は、酸素不足で窒息するか、栄養失調で死んでしまう「アポトーシス」からです。

そのため、がん細胞の多くは、血管新生を促すための因子を生産します。

なかには、まわりの細胞に働きかけて、血管新生因子を分泌させるものまであります。

このような因子として、血管内皮増殖因子や塩基性繊維芽細胞増殖因子などがあげられます。

いずれも、新しく出来た血管が、腫瘍へ栄養補給するのを助け、がん細胞が確実に分裂し続け増殖出来るように働きます。

一方、新しく出来た血管は、転移する能力をつけたがん細胞にとって、格好の抜け道になります。

血管が完成すると、血管内皮どうしの結合が強化されて、その外側に基底膜が形成されます。

新生された毛細血管が、腫瘍内に、網の目のようにはりめぐらされると、栄養分は外へは行かなくなり、腫瘍は、どんどん血を吸って、いちじるしく増殖しはじめます。

抗がん剤の中には、この点に注目して、血管新生阻害剤が、いろいろと研究開発されていますね。

さて、がんが増殖する過程において、はじめにできた一次腫瘍は、転移したがん細胞の血管新生を阻害するための因子を出しています。

直感的にはおかしいと感じるかもしれませんが、血管新生阻害因子の中には、「アンジオスタチン」や「エンドスタチン」といったがん細胞自身が作り出しているものがございます。

これらの血管新生阻害因子を分泌しているのは、はじめにできた一次腫瘍のみです。

一番大きな一次腫瘍は、分泌した阻害因子によって、転移した二次腫瘍の成長を押さえ込むのです。

「共食い」ともいうべき、がんの正常過程では、どの悪性腫瘍も自分のことしか考えていないのでしょう。

たとえ他の腫瘍を犠牲にしたとしても、利用できる栄養を独り占めにして、自分の腫瘍を大きくすれば、生き残るチャンスも多くなるというわけです。

外科手術で、一次腫瘍を取り除くと、突然のように、二次腫瘍が現われることが多いのは、一次腫瘍が無くなったために、新生血管阻害因子の分泌がなくなったためだと考えられます。

放射線治療や抗がん剤治療のあとに、二次腫瘍が、発生(再発)するのもこのためとだと考えられます。

がんの再発の方や二次腫瘍が発生増殖する方は、「TCTP(アポトーシス阻害因子)」というタンパク質が多いといわれています。

TCTPは、正常細胞よりもがん細胞で多く発現しており、とくに、乳がん、前立腺がん、肺がん、などではその関連が疑われています。

何らかの方法でTCTPをへらすことができると、悪性腫瘍が正常細胞に転化することもあるといわれています。

【髙木漢方(たかぎかんぽう)の漢方健康相談】

髙木漢方の考えとしましては、漢方のがん治療とは、がん患者さまの、『生活の質の向上のお助けができる』ことにあると思います。

がん患者さまの苦痛としましては、大きく分けますと、身体的苦痛と、精神的苦痛がございます。

身体的苦痛とは、痛み、しびれ、全身倦怠感、食欲不振、便秘、吐き気、嘔吐、呼吸困難などです。

精神的苦痛とは、睡眠不良、恐れ、怒り、不安、孤独感、抑うつなどです。

髙木漢方の漢方薬を生活の中に、取り入れていただくことによって、上記のさまざまな苦痛を減らして、食欲を増やし、睡眠を改善して、体力をつけて、がんに負けないようにどんどん元気になって、手術後の回復を促進させるべく、免疫力を高めて、抗がん剤治療や放射線治療にも耐える力が強くなるようにお手伝いをさせていただきます。

髙木漢方まで、お気軽にご相談ください。

横浜市中区石川町5丁目にある髙木漢方は、漢方健康相談の専門店です。

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